自分しか救えない人がいる、、、
誰にでもできることじゃない。
誰がやっても同じ結果になるなら、それはもう自分じゃなくていい。
でも、そうじゃない瞬間がある。
その人の過去も、葛藤も、痛みも、全部を受け止めた上で、言葉を届けられるのは、自分しかいない。
そんな場面が、人生には確かにある。
コンサルという仕事は、ただのアドバイス屋じゃない。
表面的な課題をなぞるだけじゃ、何も変わらない。
本質に触れるには、相手の奥にある「言葉にならないもの」に触れなきゃいけない。
そのためには、自分自身がどれだけ深く潜れるかが問われる。
だからこそ、ここぞという時に頼られる人間でありたい。
「この人にしか話せない」「この人ならわかってくれる」
そう思ってもらえるような存在でいたい。
そのために、日々、自分を磨いている。
知識も、経験も、感性も、全部武器にして。
同族を離れたのは、守られるためじゃない。
自分の足で立ち、自分の責任で選び、自分の言葉で勝負するためだ。
しがらみの外に出たからこそ、見える景色がある。
自由と孤独の中で、自分の輪郭がはっきりしてくる。
その輪郭を、誰かのために使いたい。
自分しか救えない人がいる。
その人の人生の、たった一度の「ここぞ」の瞬間に、自分が立ち会えるかどうか。
その覚悟を持って、今日もこの仕事をしている。