DOの少なさが露呈した
今さらながら、資金繰り表をつくり始めた。
事業主として当然のことだが、これまで感覚と記憶に頼っていた部分が多かった。通帳残高と資金繰り表を日々照合するようにしたことで、ようやく現実と向き合う土台が整った。
現実を直視する装置としての資金繰り表
資金繰り表は、単なるキャッシュの記録ではない。
「今、何が起きているのか」「どこで投入すべきか」「どこで止血すべきか」を可視化する装置である。
数字は嘘をつかない。むしろ、こちらが見ようとすればただ物語るものだ。
未来を読むための戦略ツール
資金繰り表を継続的に更新することで、未来の資金状態が読めるようになる。
売上の見込み、支出のタイミング、入金のズレ。これらを織り込んだ上で、どこで投資し、どこで守るかの判断が可能になる。
資金ショートを防ぐのは大前提。その上で、戦略的な意思決定を支えるツールとしての価値がある。
DOが少なすぎるという事実
資金繰り表をつくって最も強く感じたのは、「DO=実行」が圧倒的に足りていないということ。
Planはある。だが、動きが少ない。数字がそれを物語っている。
特に研修講師業の売上が少なすぎる。これは市場性の問題ではなく、明らかに「動いていない」ことの結果だ。
PDCAの中で、実質のアクションが伴い最も難しい「D=DO」。
この「D」を”正しく動く”という形で再構築する必要がある。
リアル営業→インプット↓リアル営業、、、これを高速で回すことから始まるのだ
習慣化こそが経営の基盤
資金繰り表を日常に組み込むことは、法人経営における基礎運動のようなもの。
毎日、通帳と照合し、ズレを確認し、未来を更新する。
この繰り返しが、経営の精度を高め、判断の質を変える。
結論:数字は、DOの不足を暴く
資金繰り表は、経営者の甘さを容赦なく突きつけてくる。
だが、それを受け入れ、行動に変えることができれば、未来は変えられる。
今やるべきことは明確だ。動くこと。DOすること。
当たり前を突き付けられた今 動くしかない
well being それではまた!!