「なんでそうなるの?」の先にあるリアル 〜個人事業主という薄着の感覚〜
会社勤めと個人事業主の違いは数えきれないほどあるけれど、最近あらためて感じたのは「フィードバックの質」の違いだ。
会社では、どこかに“忖度”がある。上司や同僚、部下との関係性の中で、言葉は選ばれ、角は取られ、空気が読まれる。もちろんそれはそれで大切なことだし、組織を円滑に回すための知恵でもある。
でも、個人事業主になると、そうしたフィルターが一気に剥がれる。まるで“薄着”になったような感覚。寒さも暑さも、風の強さも、ダイレクトに肌に沁みる。
ある日、直球のフィードバックをもらった。「なんでそうなるの?」と、思わず口に出そうになった。でも、それが相手の“リアル”な感覚なのだ。こちらがどう思っていたか、どうしてきたかは関係ない。相手がそう感じたという事実がすべて、、、
「今までこうしてきたじゃないか」と言っても始まらない。むしろ、そう言いたくなる自分の心の動きこそが、学びの種だ。
本当の意味での“心理的安全性”があるからこそ、相手は言ってくれる。だからこそ、こちらのアプローチが間違っていたわけではない。ただ、思うように“思ってもらえていなかった”だけなのだ。
人間だから、誤解もあるし、期待もズレる。でも、「こう思え」と強要して得た笑顔に、何の意味があるだろう。
リアルを知れたこと。今の段階で知れたこと。それが何よりの収穫だった。
自分しか救えない人は限られている。だからこそ、「要らない」と言ってくれる人がいることは、次に進むための大きなヒントだ。
何も悪くはない。ただ、違うだけ 進んでください
こちらも進むので
well being それではまた!!