今までと同じだからいい?――その思い込みを手放す勇気

「今までと同じ」では足りない――群馬の秘湯で考えたこと

群馬で有名な秘湯に宿泊したときのこと。
食事は19時からと時間指定されていた。ところが、その食事中にちょっとした出来事があった。

19時に食事を始めた老夫婦が、食事の途中で宿のマネージャーに穏やかなクレームを入れていた。
「19時から食事を始めたのに、19時45分くらいから周囲で一斉に片づけが始まって、落ち着かなかった、、、」と。
確かに、せっかくの旅先でゆっくり食事を楽しみたいのに、片づけの音や慌ただしさが漂うのは残念だ。

宿側のコメントはこうだった。
「食事時間は一時間以上を想定しています。今日のやり方はいつもと同じです。今までそういうクレームはありませんでした。」
つまり、「今までと同じだから問題ない」というスタンス。謝罪はほとんどなかった。

老夫婦のクレームは一方的に言い募るものではなく、穏やかで冷静だっただけに、この対応は少し寂しく感じた。
「今までと同じことをやっただけ」という言葉が、妙に引っかかった。

その瞬間、私は思った。
中年になっている自分こそ、気をつけなくてはならない。
経験値が邪魔をして、「今までと同じだからいいだろう」と思ってしまうことがある。
でも、それは危うい。
多くの人は、せっかく来た旅でクレームを入れるのも気が引けて、足踏みしていたのかもしれない。
自己防衛は、かっこ悪さになることもある。

最近はクレーマーも多い。だから、まずは防御になるのかもしれない。
でも、認めるところは認めて、次につなげてほしい。
その姿勢が、宿の価値をさらに高めるはずだ。

そして、私自身も学んだ。
自分の主張を通すのに、声を大きくする必要はない。
ゆっくり、穏やかに言っても同じだ。
むしろ、そのほうが相手に刺さる。
老夫婦の姿勢が、それを教えてくれた。

旅先での小さな出来事が、こんなに深い気づきをくれるとは思わなかった。
「今までと同じ」では足りない。
受け入れて変わる勇気を持つことも学んだ

well benig それではまた!!

投稿者: Keiichi Nakadai

誰よりも”濃ゆい”人生を歩んできた ・拓けていく道 ・トレード・オンへの道 ・らしさの道 を発信していきます!!

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