工数という仕入、成果という複利
コンサルティングの役務は、時間そのものではなく、効果や成果にある訳だが、、、
一方この仕事は、あらかじめ決められた「パッケージ」を淡々とこなしてもらう類のものではない。
目の前の課題、組織の状態、人の関係性、外部環境……そうしたものによって、必要な関与の濃淡や工数はどうしても可変していく。
だから私は、自分の工数を「仕入」と捉えていて、、、
この仕入、つまり時間に対して精算をお願いしている。
その代わり、成果報酬は設けていない。
うまくいったらいくら、、、という関係にはしていない。
その方が、自分にとっても、相手さまにとっても明瞭だと思っているからだ。
どこまでが責任で、どこまでが覚悟なのか。
そこを曖昧にしないことが、長く続けるうえで大事だと思っている。
とはいえ、顧問的に何年もお付き合いを続けてくださっている会社さんの仕事をしていると、不思議な感覚が起きてくる。
ついノッてくる、というか、、、
ひとつの扉を開けると、もうひとつが開く。
「あ、これはここに繋がっているのか」と腑に落ちる瞬間が増えてくる。
すると、興味がさらに興味を呼び、自分でもう一段、踏み込みたくなる。
そうして気がつくと、いつの間にか所定を超えている。
以前は、その「所定」にまず追いつかなくては、という感覚だった。
それが、やっとらしくなってきた、という手応えに変わってきたのだと思う。
おそらく、自分が役に立てているという実感もあるのだろう。
理解が深まり、信頼が積み上がり、言葉を選ばずに済む時間が増えてくる。
今は、そうした充実感の中にいる。
やはり、長く続けると効果は複利になる。
数字だけの話ではなく、心理的安全性も含めて、だ。
これは、私にとってもウェルカムな状態だと思っている。
少なくともしばらくは、このままやってみようと思っている。
well being それではまた!!