第二領域を生きるということ
いわゆる「緊急ではないが、将来的には重要である第二領域」を意識した生活を送りたい自分へ――
そんなことを考える機会があった。
振り返ってみれば、単価を守ることを徹底してきた事業は、それなりにカタチになっている。
爆発的な成長でもなければ、劇的な変化でもないが、壊れにくい状態ではある。
子どもたちも独立へと向かっており、生活全体としては“そこそこ”安定していると言っていい。
数年前に描いた「ありたい姿」を思い返すと、片足はもう入っている気がする。
では、両足が入った状態とは一体どんな状況なのだろうか。
そもそも、自分の言う「ありたい姿」とは何だったのか――そんな問いをいしてみたのだ
ただ夢中になっていることが一つある。
今の自分には、ゴルフへの渇望と呼んでいいほどの向上心がある。
道具を揃え、練習に通い、本番で自分がどう成長しているかを確認する。
結果に一喜一憂しながらも、プロセスそのものが楽しい。
この「夢中になる時間」が、今の自分の全体的な満足感を確実に引き上げているのではないか
そう考えると、これはこれで悪くない。
この年齢になって、無条件に夢中になれるものがあるというのは、かなりラッキーなことではないだろうか。
生活のすべてが想定の範囲内で収まっているわけではない。
その“はみ出た部分”を、仕事ではなく趣味が担っているのなら、それでいいと思える。
何も、人生の充実をすべて仕事で背負う必要はないはずだ。
ありたい姿とは、成果が最大化された状態ではなく、
自分が自分の時間をどう使っているかに、静かに納得できている状態なのかもしれない。
第二領域を生きるとは、未来の不安を消すためだけに努力することではなく、
今この瞬間を、長い目で見て大切に扱っているかどうか、ということなのだと思う。
そんなことを、ゴルフクラブを握りながら考えている自分を、
少しだけ肯定してみてもいいのではないか――
well being それではまた!!