業務委託が広がらない理由と「寄り添う価値」
業務委託は、冷静に見ればメリットだらけだ。
固定費を変動費に変えられる。必要な時に必要なスキルを使える。リスクも限定できる。
それでも広がりきらない。
ここにはやはりこんな「現実」があるんだと思う
理論が先行しすぎた歪み
コンサルの議論は、とかく数字や理論で語られる。
- KPI KGI
- 生産性
- ROI
どれも間違っていない。むしろ正しい。
ただ、その正しさが独り歩きしている。
そして、ついて来られない企業に対して
「理解できない側が悪い」という論調風潮になった瞬間、乖離が生まれる。
現場はバカではない。
理屈は分かっている。
ただ、「どう進めればいいか」で混乱しているだけだ。
まずは「否定しない」こと
ここで最初に必要なのは変革ではない。
受容だ。
- 今のやり方
- 今の組織
- 今の状態
それを頭ごなしに否定する必要はない。
むしろ現場は、自分たちの課題などとっくに分かっている。
そこを改めて否定されることで、最初の一歩すら踏み出せなくなる。
だからコンサル側はシンプルでいい。
「よくぞ相談してくれた」
まずはそこからだ。
コンサルの役割を履き違えない
コンサルの価値は「正解を押し付けること」ではない。
- 現状を受け止める
- 混乱に整理をつける
- 一緒に進めるペースを探る
これだ。
文化を壊すことを求めている企業はほとんどない。
求めているのは、無理なく変わることだ。
だからこそ、じっくりアジャストしていく必要がある。
依頼側にも覚悟がいる
一方で、依頼側にも重要な前提がある。
コンサルはスーパーマンではないし、神でもない。
主体はあくまで依頼側にある。
- 自社の現状
- 課題
- 本音
これをしっかり吐き出さなければ、何も始まらない。
そしてそれを受け止め、共に進もうとする相手を選ぶこと、、、
MEi CONSULとしての結論
コンサルが広がらない理由はシンプルだ。
理論が先に立ち、人が置き去りになっているから。
必要なのは正しさではない。
前に進むための「関係性」だ。
- 否定しない
- 押し付けない
- 一緒に進む
その土台があってこそ、コンサルは機能する。
結局のところ問われているのは、
スキームではなく「向き合い方」だ。
だからこそ、選ぶべきは——
一緒に進みたいと思える相手かどうか。
それに尽きるのだ