学びと現実を掛け合わせることが出来るようにしたいものだ!!

届いてこその意味を成すのだ

先日、研修を受講してくださった方から「今まで受けた研修の中で最も良かった」とのレビューをいただいた もちろん、私の研修が本当にそこまで良いものだったのか、、、と思いつつ、、、ポジティブなフィードバックというものは、やはり心を大きく揺さぶるものなので素直に受け止めたい そんな言葉をいただけたことに感謝している。

そこでふと思った。「なぜ、今回の研修がそう評価されたのか?」研修の形態を振り返ると、今回の研修は少人数だった。そのため、受講者とより深くコミュニケーションをとりながら、セッションを展開することができた。その結果、一人ひとりが自身の課題と、研修のコンテンツをより実践的に理解できたのではないだろうか。

そもそも研修を受講しようとする方は、何かしらの課題を抱えている。しかし、講師側は通常、あらかじめ決められたメニューを提供することが多い。その結果、受講者と講師の間にギャップが生まれてしまう

「話の内容は理解できたけれど、具体的に自分の課題にどう役立つのか?」

「精神論は分かったが、では現実の場面でどう応用すればいいのか?」

そうした疑問に対する答えが届かないことが、多くの研修の課題だったように思う

だからこそ、研修の最後にフリーセッションの時間を設けることが有効だと感じた その場で具体的な実践方法を考え、研修の内容を単なる知識として終わらせず、各自の「在り方」として生かしてもらう それによって、受講者が自分のらしさの選択肢を広げることができるのではないか

研修はあくまで手段でしかない その学びを、現実に活かすことができなければ意味がないのだ 講師側もただ一方的にスピーチをするのではなく、受講者に実践してもらい、そのプロセスを共に築いていくことが求められているはずだ

私が提供する研修は、単なる学問の伝達ではなく、現実と学問を結びつけるためのものだ しかし、講師側が一方的に知識を伝えるだけでは、受講者にとって「学びの実践」が不十分なものになってしまう そのため、研修の方法について改めて考えることが重要なのだと今回の経験を通じて再認識した 

この気づきを得られたことは、今後の研修活動にとって大きな意味を持つだろう。

改めて、今回の研修を通じて得られたフィードバックに感謝したい 今後も毎月 群馬県庁で研修を実施する予定なので、この気づきをしっかり意識しながら取り組んでいこうと思う 

そして今は、オフラインでの研修の可能性についても模索している。ワークを伴う実践型の研修はオンラインでは難しい部分もあるが、新たな選択肢として検討する価値はあるかもしれない。選択肢を増やしながら、自分自身もさらに成長していきたい

well being それではまた!!