「再利用が社会を救う」——拡大する中古市場とその課題

ごみを減らす「リユース革命」——環境省が市場拡大へ本格始動

環境省が、使用済み製品をそのまま再利用する「リユース」によるごみ削減に本腰を入れ始めた。服や家具などの中古品を再び使うことで、廃棄物の発生を抑え、環境負荷を軽減する狙いがある。

リユース市場、急成長中

節約志向やフリマアプリの普及を背景に、リユース市場は急拡大している。リユース経済新聞の調査によれば、自動車や住宅を除いた日本の中古品市場は、2009年の約1.1兆円から2023年には約3.1兆円へと約3倍に成長。若い世代を中心に、リユース品の需要が高まっている。

環境へのメリット

リユースには、単なる節約以上の価値がある。新品よりも低価格で手に入るだけでなく、製造・廃棄に伴うCO₂排出を抑えることができる。資源の有効活用と環境保護の両立が可能な選択肢として、今後さらに注目されるだろう。

利用率と課題

一方で、環境省の2024年度調査では、「過去1年で中古品を購入していない」と答えた人が71.2%に上った。リユースが浸透しているとは言い難く、無許可業者による回収や、強引な訪問買取などの消費者トラブルも課題となっている。そして買い取れないものも含んで”山”で買ってそっちは捨てている現状もある そこは廃掃法でしっかり許可業者で処理フローが回る仕組みをつくりたい 表面上の循環でやっている今のままだと最終出口の東南アジアでゴミがあふれてしまうことになる

今後の取り組み

環境省は、自治体と民間事業者の連携を後押しし、優良な事業者を評価する仕組みを整備する方針だ そこの差別化をしてあげる仕組みがないと業種の成長が鈍化するだけだ。2025年度末までに数値目標を含む工程表を策定し、リユース市場のさらなる拡大を目指すとのこと 

ポジティブな話で進めて欲しいところもあり、山売りでやっている現状の課題に対してのくさびも忘れないで欲しいと切に願う

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金属価格高騰が招く新たな犯罪の波

エアコン室外機が窃盗犯のターゲットに——急増する金属盗難の実態

エアコンの室外機が、金属を狙う窃盗犯の新たな標的になっている。2024年には全国で3,000件以上の盗難被害が報告され、2020年と比べて約13倍に急増。背景には、内部に使われている銅線の資源価格高騰がある

なぜ室外機が狙われるのか

室外機には高価な銅線が使われており、スクラップとして売却すれば高値がつく。屋外に設置されているため、犯人にとっては手軽に盗める対象。住宅のベランダや公共施設の壁面など、アクセスしやすい場所にあることも被害の増加に拍車をかけている。そしてある一定数排出されるのもエアコンの設置業者なら日常であるので怪しむものも少なく、、、そこをすり抜けているのだ

対策の動き

警察庁は、中古品の流通時における本人確認の強化を進めている。スクラップのエビデンスを求める仕組みの欠如がこの状態をつくっている現況だ特にリサイクル業者や中古品取扱業者に対して、買取時の身元確認や記録の徹底を求めている。 自治体や企業も、防犯カメラの設置や室外機の固定器具の導入など、物理的な対策を講じ始めている。

個人でできる防犯対策

  • 室外機周辺に防犯ライトやカメラを設置する
  • 室外機を柵やカバーで囲う
  • 不審な人物や車両を見かけたらすぐに通報する

銅価格の高騰が続く限り、こうした犯罪は今後も増える可能性が高い。地域全体で防犯意識を高め、行政や警察と連携して対策を進める必要がある

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“無料で捨てられる”が招いた代償——リチウム火災の真実

リチウムイオン電池が焼き尽くすもの——分別の限界と仕組みの不在

リチウムイオン電池による発火事故が止まらない。5年間で1,860件。これは単なる統計ではない。現場で火を見た者,,,焼け落ちた施設を前に立ち尽くす者,,,復旧の見通しも立たぬまま日々を過ごす者たち,,,積み重なった現実の数なのだ

事故の原因は単純ではない。安易に捨てる者もいれば、気づかずに混入させてしまう者もいる。おもちゃや家電に埋め込まれた電池は、外から見えない。意図せず混入する。だが、結果は同じだ。火が出る、、、施設が止まる、、、生活が動かなくなる。

茨城の常総環境センターでは、2024年12月の事故以来、操業が止まったまま。復旧には40億円以上が必要とされている、、、これは一つの施設の話ではない。日本の廃棄物処理の仕組みそのものが、リチウムイオン電池という小さな火種に焼かれている

何故無くならないのか、、、

「リテラシーの問題だ」と言って済ませるのは簡単だ。だが、それでは何も変わらない。どう影響を与えるか。どう仕組みを作るか。リサイクラーが発信し、動き、制度を築くしかない。

まずは分別のガイドラインは複雑で分かりにくい 守るべきことが多すぎて、何が本当に危険なのかが埋もれてしまっている。「これだけは絶対にダメ」「これだけは必ず守って」——その二つだけを強調すべきだ。中途半端な基準を並べることで、かえって意識が散る。

メーカーにも責任がある。製品を作る以上、捨てられる未来を想定すべきだ。取扱説明書には、廃棄時のガイドラインを明記する義務が必要だ。使う人間が「どう捨てるか」を知らせなければ、事故は防げない。

そして”捨てる”を「無料」にしてしまっていることも問題だ。費用が発生すれば、人は一旦立ち止まり考えるはずだ。無料だと意識は働かないのだ。分別の精度を上げるには”仕組みの構築”が不可欠だ。

日本の民度を信じるならば、正しい仕組みさえあれば分別はできる。問題は、仕組みがまだ足りていないということ、、、家事をを止めるには仕組みを整えることから始めよう

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未来を変えるのは、今日の決断と一歩だけ

行動計画——「やる」と決めたから、やる

まずは簿記二級。
半年後の取得を目指す。
中小企業診断士への挑戦において、最大のハードルはここだと思っている。
体系的に理解しなければならないのが簿記。
それ以外は、覚えれば済むこと。
だから今は、ここを超えることに集中する。

簿記を理解することは、事業の構造を理解すること。
数字の裏にある動き、流れ、意図を読み取る力。
それがなければ、診断士としての土台は築けない。

その後、1年半かけて中小企業診断士へ挑戦する。
55歳の今だからこそ、学問の背景が見える。
経験があるからこそ、理屈が腑に落ちる。
それを知らない10代、20代の若者が取得できるのだ。
ならば、自分にできない理由はない。

問題は、内なる声。
「別にやらなくてもいいんじゃないか」
そんな悪魔のささやきに、どう抗うか。

答えは、理屈ではない。
ただ、やるだけだ。
やると決めたから、やる。
それだけでいい

well benig それではまた!!

凡人の挑戦——誰でも、いつからでも、どこからでも

NLP心理学を学んで一年(続)——原点に立ち返り、未来を描く

NLPはこう教えてくれる。
人は、自分で組み立てた“プログラム”に基づいて動いている。
ならば、意志さえ利かせられれば、いつからでも、今からでも、そのプログラムは組み換えられる。

そう思ったとき、ふと立ち止まって考えた。
「自分の人生とは何か?」
「どうなったら、自分は満足なのか?」

思い出すのは、幼い頃の記憶。
事業を営む両親のもと、大晦日になると必ずお歳暮を持ってきてくださった番頭さん。
その方が、ある年こう言った。

「一緒にやれてきて、自分の人生は本当に良かったよ」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥が熱くなった。
ああ、これだ、、、
これが、自分の原点だと感じた。

自分がしたことで、誰かの役に立てる、、、人生を創れる
そのことが、無上の喜びにつながる。
それを、あのとき知った。

だからこそ、私は“自分しか救えない人”を救いたい。
凡人である自分だからこそ、誰かのベンチマークになれる。
私にできたなら、誰にだってできる。
誰でも、いつからでも、どこからでもだ

そのために、法人化して年商を倍にし、雇用を生み出したい。
もっと多くの人に、もっと深く関われるように。
そのためには、事業メニューの質と数を整える必要がある。

まずは簿記二級の取得。
そして中小企業診断士の資格。
NLPカウンセラーとしての場数も踏んでいく。
ここにリーチしなければ、目標には届かない。
目的には近づけない。

本当にしたいと思っているのなら、くじける理由はない。
その先に広がる景色を楽しみにしながら、歩んでいける。
自分なら、歩める。

今、苦しんでいる“自分しか救えない人”のためにも。
私は、歩んでいきたい。

well being それではまた!!