ココロの洗濯をしに行く、、、岐阜にて
大学時代から30年以上の付き合いになる友人を訪ねて、岐阜へ足を運んだ。
目的はふたつ。ひとつは、かつての戦友のような友と過ごす時間。もうひとつは、明治と早稲田のラグビーの一戦を観ること。
関ヶ原の古戦場を歩きながら、ふと立ち止まる。
かつてこの地で命を懸けた人々の想いに思いを馳せながら、自分たちの30年という時間の重みを感じていた。
あの頃は、未来なんて漠然としていて、ただ目の前のことに夢中だった。
それが今では、互いの歩んできた道を静かに讃え合えるようになっている。
比較も批評ではない、、、ただ「今」を共有できることが、何よりの贅沢だ。
夜は、美味しい料理と酒を囲みながら、昔話に花が咲く。
笑い声が絶えず、時折静かな瞬間もある。
でもそれもまた、歳を重ねたからこその味わいだろう。
そして最終日は、明治と早稲田の激突を観戦、、、
熱気と歓声に包まれながら、心が震える。
スポーツの持つ力は、年齢を超えて胸を打つ。
あの瞬間、ただの観客ではなく、何か大きな流れの一部になったような気がした。
50も半ばを過ぎて、ようやくこういう時間の尊さがわかってきた。
目一杯遊んで、ぐっすり眠れて、そして心の奥に溜まっていたモヤモヤが、すっと洗い流されていく。
まるで、ココロの洗濯をしたような旅だった。
こういう時間は、意識してでも持った方がいい。
今回は妻を連れて行かなかったことで、ちょっと叱られてしまったけれど……次は一緒に行こうと思う。
きっとまた、違った景色が見えるはずだから
well being それではまた‼︎