「ゼロでなければ積みあがる」──朝のルーチンがくれる確かな一歩
畳敷きに敷いてある布団を朝あげると、モアっと寝ていた気があがって風が通る。空気が入れ替わるその瞬間、身体も心も切り替わるような感覚がある。昨日までの疲れや迷いが、風とともに外へ抜けていくような、そんな清々しさがある。
そこから神棚の水を変えてお参りをする。手を合わせる時間はほんの数十秒だが、心の芯がスッと整う。これが出来ていると、やっぱりしっくりくる。自分なりのルーチンが整っていると、朝のスタートが自然と決まる。誰かに強制されたわけでもなく、ただ自分が「そうしたい」と思って続けていること。それが、日々の土台になっている。
今朝も変わらない朝だ。難しくなるはずがないと、自然と建て付けている。何かを始めるとき、つい構えてしまうことがあるが、実はもっと自然でいい。肩の力を抜いて、まず一歩を踏み出す。そうすれば、次の一歩もまた自然に出てくる。
今日の一歩は、たった一歩かもしれない。でも、それが“複利”で明日以降の未来へ積み重なる。たった一歩でも、ゼロでなければ積みあがるのだ。ゼロではないということが、何よりも大事。動いた分だけ、確実に何かが変わる。それが見えなくても、感じられなくても、確実に積み重なっていく。
そして、そんな一歩を踏み出せる自分であるために、朝のルーチンがある。布団をあげ、風を通し、神棚に手を合わせる。そんな何気ない習慣が、今日の自分をつくっている
よし今日も‼︎
well being それではまた‼︎