セミナーを14回続けて見えた景色|やり続ける力と掘り続ける意味

穴を掘り続けるということ 〜第14回県庁セミナーを終えて〜

毎月、県庁で開催しているセミナー。今日で14回目を迎えた。

今回も例によって、産みの苦しみを味わった。メニューの更新に悩みながらも、確実に蓄積されているものがある。回数を重ねるごとにメニューは増え、悩んだ分だけ自分の血肉になっている。

このセミナーを毎月必ず実施することで、自分自身から逃げられないようにしている。そうすることで、意味が生まれる。実際、これをきっかけに講師依頼もいただいた。参加人数が少ない時期もあったが、それでもまずは続けてきて本当に良かったと思う。

ずっと穴を掘り続けていると、ぶち破れない壁に心が揺らぎ、折れそうになることもある。しかし、あともう少しで破れたかもしれない壁だったのかもしれない。そこは、やり切った人間にはわからない。やり続けている人間にしか見えない結果なのだ

ただし、やみくもに掘ればいいというものではない。適切な掘削道具を選び、真っすぐに掘り進めなければ、いつまで経っても突破口は見えない。だからこそ、「やり続けること」を前提に、「どうやってやるか?」「今どうなっているか?」を見つめながら、PDCAを回していきたい。

準備や振り返りは停滞ではない。むしろ、成功の確かな土台だ。そう信じて、これからも穴を掘り続けていく。

well being それではまた!!