ツーリズムEXPOで見えた「ホンモノ」への渇望──吾妻真田忍者文化の可能性
ツーリズムEXPOに参加した。日本国内だけでなく、アジア、欧米など世界中からツアーリストが集まり、各ブースを巡っては商談を重ねていた。旅のプロたちが“マジ”を探している──そんな空気が会場を包んでいた。
今回、私は群馬県東吾妻町の岩櫃城を拠点に、真田忍者文化を広げる企業の活動に参戦した。岩櫃城は真田家の山城であり、今もなお修験の里として400年以上にわたり忍者文化が受け継がれている。リアル忍者が帯同するアカデミー、子供たちが遊べるテーマパーク、日本一の展示を誇る手裏剣など、ここには「ホンモノ」と「確からしさ」が共存している。
商談を重ねる中で気づいたのは、旅慣れたインバウンド層や国内旅行者が、東京・大阪・京都というゴールデンルートの定番に飽き始めているということ、、、
「もっと真新しいモノはないのか?」
「もっとホンモノはないのか?」「もっと確からしさはないのか?」──そんな声が聞こえてくる。ココロを動かすコンテンツへの渇望が、確かに存在しているのだ
吾妻真田忍者文化は、まさにその渇望に応える存在だ。小説家が創作した史観ではない、実際に現地に根付いた文化、、、数日間帯同しただけでも、その魅力への期待は十分に伝わってきた。
しかし、そんな魅力に気づけるのは外部の人間だからなのか、、、地元行政は何をしているのか?あれもこれもコンテンツがあるわけではないでしょうが、、、「住み続けられるまちづくり」を本気で考えているのか?──そう問いかけたくなる。
とはいえ、言ってもせんなきこと。自分たちだけでも歩める。
進める仲間と進みます
well being それではまた‼︎