個人事業主の自由な働き方を支える社会インフラと人とのつながり

当たり前ではない毎日

個人事業主をしていると、「自由ですね」と言われることがある。確かに、自分でスケジュールを決め、働く場所や時間にもある程度の裁量がある。平日に時間をつくることもできるし、思い立った時に新しいことへ挑戦することもできる。

これは本当にありがたいことで、、、

このの自由は決して自分ひとりの力で成り立っているわけではない。

朝、水道の蛇口をひねれば水が出る。電気が使える。道路が整備され、通信環境が整っている。病気になれば医療機関を受診できる。これらの公共サービスやインフラは、自分が休んでいる時も、仕事をしている時も変わらず動き続けている。

また、飲食店で食事ができることもそうだ。コンビニで必要なものを買えることもそう。宅配便が荷物を運び、ガソリンスタンドで燃料を補給できることもそうである。

私たちは日々、数え切れないほど多くの人たちのシゴトによって支えられている。

もちろん、それらのサービスには対価を支払っている。だからといって、「お金を払っているのだから当たり前」と考えるのは少し違う。

サービスの向こう側には働く人がいる。責任を持って設備を維持する人がいる。見えないところで安全や品質を守っている人がいる。その積み重ねがあるからこそ、私たちは安心して毎日を過ごせる。

何でもないように見えるこの日常は、自分ひとりでは決してつくれない。

自由に仕事ができることも、自分の力を発揮できることも、多くの人との関わりの中ではじめて成り立つものである。

だからこそ、ときどき立ち止まって確認しておきたい。

自分は誰にも頼らず生きているわけではないことを、、、

むしろ、多くの人や社会の仕組みに支えられながら生かされているということ。

それは間違いのない事実である。

感謝という言葉は少し照れくさいが、当たり前だと思いがちな毎日の中にこそ、その気持ちを忘れないでいたい。自由であることのありがたさと、それを支えてくれている数え切れない人たちへの敬意を持ちながら、今日もまた自分の役割を果たしていきたいと思う。