二年ぶりの名店で想った感じた、、、
二年ぶりに暖簾をくぐった。
扉を開けた瞬間、あの香りと空気が、まるで時を巻き戻したかのように迎えてくれる。
料理も酒も、相も変わらず……いや、むしろ研ぎ澄まされ、さらに高みへと昇っていた。
久しぶりの客に過ぎない私を、以前と変わらぬ笑顔で迎え、さらにはお土産まで手渡してくれる。
私は上得意でもなければ、懇意な関係でもないのにだ
それでも、何ひとつ揺るがぬその姿勢に、ただただ頭が下がった。
思えば、こういうことなのだろう。
「相手がこうしたからこうする」「相手が崩したら自分も崩していい」
そんな狭さに生きるのではなく、
あくまでも、自分は自分であること。
自分らしさを、静かに、しかし確かに貫くこと。
その在り方は、言葉より雄弁に、私の胸に響いた。
変わらないということは変えず、、、だから進むのだろう
それは、揺るぎない信念の上に積み重ねられた進化なのだ
well being それではまた!!