【観戦記】明治×早稲田戦──
神宮球場で行われた東京六大学野球の勇勢陽決定戦、、、明治大学と早稲田大学の一戦を観戦。これまで大学スポーツといえばラグビーばかり追いかけてきたが、秩父宮ラグビー場のすぐ隣で、これほどまでに熱い戦いが繰り広げられていたとは知らなかった。正直、人生を損していたと感じた。
今に全力をかける姿勢
グラウンドに立つ選手たちは、まさに「今」にすべてを懸けていた。打席での一瞬の集中、守備での一歩の速さ、ベンチからの声援──そのすべてが勝利への執念と仲間への信頼に満ちていた。スポーツの本質がそこにあった。
お互いへのリスペクトが生む緊張感
明治と早稲田。伝統のライバル同士の対決には、単なる勝ち負けを超えた敬意があった。相手の好プレーには拍手が起こり、ぶつかり合いの中にもフェアな空気が流れていた。だからこそ、一進一退の攻防がよりドラマチックに映った。
勝利至上主義ではない戦術の妙
この試合で心を打たれたのは、個の力に頼らない、チーム全体で築き上げる戦術の美しさだった。送りバントやエンドラン、守備シフトといった一つひとつのプレーが、単なる作戦ではなく、選手たちの意思と連携の結晶として機能していた。誰か一人のヒーローに頼るのではなく、全員が役割を果たし、全員で勝利を目指す──そこには、勝利至上主義とは異なる、スポーツのもう一つの価値があった。
応援団が試合を彩る
応援団の存在もまた、試合を特別なものにしていた。明治の紫紺、早稲田のエンジ、それぞれのカラーが応援に表れ、まるで試合のもう一つの主役のようだった。ブラスバンドの音色、統率の取れたコール、観客との一体感──これが東京六大学野球の醍醐味である。
新たな楽しみの発見で今までを取り戻そう
次は今秋に戦いが繰り広げられる、、、
これから取り戻したいと思う 東京六大学野球という新たな情熱のフィールドに出会えた今、また一つ、人生が豊かになった。
well being それではまた!!