勝つために詰めた時間──数年ぶりの帝京大撃破で見せた明治の真価
今季の明治大学ラグビー部は、決して順風満帆ではなかった。関東大学対抗戦の開幕戦、筑波大学に24–28で敗北。タレントぞろいのチームゆえに戦術のバリエーションが多く、逆に判断の迷いが露呈した──そんな評価もあった。
しかし、ここからチームはスローガン【完遂 PROJECT】を掲げ、粘り強く課題と向き合った。役割の明確化、戦術の整理、そして意思統一。勝つために必要なものを徹底的に詰めていった。
帝京大戦──舞台裏の覚悟とチームビルディング
11月16日、明治はついに帝京大学を21–17で撃破。数年ぶりの大金星だ。関東大学対抗戦の〝王者〟を倒した瞬間、会場は熱狂に包まれた。スタンドでは「逆転!逆転!」の声が響き、近年まれにみる感動の試合となった。
試合前、出場メンバーだけでなく、グラウンドに立てない選手も含めて徹底的に議論を重ねたという。役割、戦術、意思統一まで──短期間でよく切り替えた。そこには、勝利への覚悟があった。
「勝つとはそのとき、そのとき」──勝負は瞬間の積み重ね
主将・平翔太、副将・利川・楠田らのリーダーシップが、チーム全体の覚悟と同期した。実力と戦略をしっかり固めたうえで、勝負の瞬間に一気に集中する。この姿勢が、数年の重みを一掃した。確かにシーズン序盤は苦戦したがそれはそれで、、、次の試合はまた次の賽の目が出ることを証明してくれた
MEi CONSULとして学ぶこと──「守りは準備、攻めは覚悟」
- 守りは準備:失敗や迷いが生じても、議論と意識統一で立て直せる
- 攻めは覚悟:「今ここ」に集中し、躊躇せず挑む姿勢が勝利を呼ぶ
- 運を味方にできるチーム:意味ある努力と合意形成が「流れ」を呼ぶ
明治大学が帝京大を撃破したのは、単なる結果ではない。タレント豊富なチームが「勝つべき形」に舵を切り直し、最後まで粘り切ったことの証だ。