皆さん こんにちは!中台です。さて業務も覚え、顧客も拡大させ、なかなかの調子で進んでいきました。それはある日突然起こりました。廃棄物の処理施設は定期的な行政査察があるのですが、あっそうだ、より良くなった動線をお見せしようと、業務効率化のために移動した設備をお見せしました。
ところが許可設備は移動してしまうと環境影響が変節してしまうので確認をとる必要がありました、ところがまあそんな影響はないだろうと安易に動かしてしまったのです。当然指摘を受けて元に戻したのですが「事実は変わらない」と剣もホロロで、本当に参りました。
そして初回のミスにも関わらずもっとも大きな処分を頂いてしまいました。納得も行かないので裁判もしながら お得意様300社のお客様に行脚しました。
飛躍した解釈をされて本当に参りましたとお話をし、大筋ご理解頂き安心をしている中、
あるお客様が
「こんな初歩的なミスあり得ない」
「思い込みではなく何故確認をしなかった?取締役としてあり得ない」
「自分がいいと思っていたところで法律が追いついてこない場面はある。それはしっかり守ってから反論すべきだろう」
と言ってくださり、目が覚めました。今でも忘れません!
そうかこの独善が目を付けられていたんだ、今の枠組みを守ったものだけが、その先を語れる、プロセスは守らなくては 金づちで殴られたような衝撃を受けてやっと気が付いたのです。何とかお得意様も理解をしてくださり、ほぼ全社が取引継続をして頂けました。
その後はやぶ蛇になろうが事前相談をし、健全な議論をしてから進める様にしました。このショックは今のリサイクル業務遂行の礎になっています。確かに廃棄物の運用は間違えると直に環境影響がでるので影響が大きい、でも法の求める精神を理解し 是々非々で進める そうすれば人間同士 分かり合えることが確認できました!
それではまた!!!