最近ふと思い出した、少し前に話題となったジャイアンツの坂本選手による修正申告の話題、、、銀座の高級クラブでの支出が「必要経費」と認められず、個人的支出と判断されたという報道は、表面的なラグジュアリー感だけを切り取られてしまい、とても残念に感じている。
まず前提として、坂本選手のようなトップアスリートには税理士がついている可能性が高く、計上の判断も専門家の指導のもとで行っていたと考えるのが自然だ。だからこそ、今回の件を彼個人の倫理観に結びつけるのは乱暴だと思う。
さらに印象的だったのは、親族の方が「社会通念上理解されない」とコメントしたこと。たしかに感覚的には「贅沢しすぎでは?」という声もあるかもしれない。でもそれは本質ではない。プロ野球選手は個人事業主であり、何より「カラダが資本」。一度のケガや病気がキャリアを断つ可能性もある中、毎日を全力で生きている。明日の保証なんて何もないのだ。
そういう生き方をしている人に対して、「呑みに行くなんて」「遊ぶなんて」と批判するのは、あまりにも片面しか見ていない。「飲んでやる」というドロドロした欲望が彼らの原動力になっている側面は否定することではない。誰かの評価を気にして節制ばかりしていたら、パフォーマンスにも影響するだろう。そこにはちゃんと自己責任の哲学があるのだ。
ただし、税法は厳然として存在する。だからこそ、これからは「どうやって計上するか」の手法には注意を払ってほしい。ルールの中で自由をどう確保するか、それがプロとしての矜持にもつながる。
自分はというと、ストック型の安定した働き方をさせてもらっている立場から、こういった消耗型の生き方には尊敬の念しかない。坂本選手をはじめ、全てのプロスポーツ選手には、飲んでも遊んでも、心から「素晴らしい」と言いたい
well being それではまた!!