前橋市民ゴルフ大会予選に出場してみた――年齢を超えて、同じ土俵に立つということ
競技というほど肩肘張ったものではない。だが、腕試しにはちょうど良い。そんな気持ちで臨んだ前橋市民ゴルフ大会の予選。結果は予選落ちだったが、スコア以上に得たものがあった。
同組にいたのは、12歳の少年。まだ中学一年生。だが、ティーショットの飛距離はすでに大人を凌駕していた。小さな背中から放たれるボールは、風を切ってフェアウェイの奥へと吸い込まれていく。驚きとともに、ゴルフという競技の懐の深さを思った。年齢も体格も関係ない。ただ、技術と工夫と、そして情熱があれば、誰もが同じ舞台に立てる。
もう一人の同伴者は66歳の先輩。シングルハンデの実力者で、当然のように負けた。だが、40歳以上離れていても、同じ土俵で真剣勝負ができることに、敬意と感動を覚えた。ゴルフは、年齢を重ねることがハンデにならない稀有なスポーツだ。むしろ、経験が武器になる。
自分は54歳。まだまだ成長の途中にいることを痛感した。カラダを使うスポーツでありながら、下降線ではない。むしろ、工夫と継続で上昇できる。スコアを安定させる人たちは、例外なく「量」をこなしている。誰に聞いても、週に一度はラウンドに出ている。練習というインプット、ラウンドというアウトプットを短いサイクルで回し、PDCAを回している。
量は、年齢の壁を凌駕し、質を超える。
今回のスコアは最低限には達した。だが、予選通過には至らず。特にパー5とパー3のマネージメントが甘かった。惰性でプレーしていたわけではない。むしろ、余裕がなかったのだろう。判断力も、経験の蓄積があってこそ磨かれる。これも場数を踏めば、自然と身につくはずだ。
やるべきことは、もう分かっている。あとは、やるだけだ。