動くことでしか得られないもの
結局、人は動くことでしか自分を取り戻せないんだと思っている。ルーチンを守るとか、生活リズムを崩さないというのは、単なる形式ではなくて、心の軸をどこに置くかという話なんだ。
調子が悪いときほど、「今日はいいか」と崩しやすくなる。でも、その“ちょっとした油断”が、実は思考をネガティブに持っていくきっかけになる。動きを止めると、頭だけが勝手に暴走する。必要以上に自分を低く見積もり、現実より暗い世界を勝手に描いてしまう。
だからこそ、多少の不調があっても、できる範囲で身体は動かしておきたい。
別にフルパワーで頑張る必要はない。普通でいい。淡々と、いつもの通りでいい。普通の生活を続けること自体が、自分を守る強い行動なんだと思う。
生活の中の“プラスアルファ”は、いわば回復のスイッチだ。
サウナで整えるのもいいし、ジムで軽めに汗をかくのもいい。ほんの少し身体が温まり、ほぐれるだけで、思考の硬さが取れていく。あれは自分を取り戻すきっかけとして本当に大きい。
一方で、本当に疲れているときは、昼寝をしてエネルギーを満たせばいい。それで十分だ。無理に気合を入れたり、ムードを変えるために大げさなことをする必要はない。
ただ、必要以上に休む必要もない。動けるのが人間だし、身体を使いたいという欲求が人間の本性なんだと思う。
調子が良い時は動きたいし、調子が悪い時も本当は動いたほうが整う。
だから大切なのは「どんな状態でも、ゼロにしない」ということだ。完全に止まらなければ、気持ちは底まで落ちない。ほんの1ミリでも前に進んでいれば、勝手に流れは戻ってくる。
人間は意外と強いし、意外と弱い。
その両方をまとめて受け止めるのが、毎日の小さなルーチンであり、生活のリズムなんだと思う。
well being それではまた!!