サステなマルシェ、秋の階段を一歩ずつ

「今あるもの」で、ちゃんとカタチになる──東吾妻町サステな秋マルシェ

今日は、群馬県東吾妻町で開催された「サステなマルシェ」に参加してきた。改めての説明になるが、このマルシェは、アルミ缶や古紙などの資源を持ち込み、その売上を運営資金に充てるという、地域循環型の取り組みをしている団体によって運営されている。

あいにくの雨模様、そして肌寒さも手伝って、、、集客は正直厳しかった。それでも、四半期に一度、確実に階段を昇っている感覚がある。今回は「秋フリマ」と題して、子供たちによるフリーマーケットが開催された。子供が動けば、大人も動く。逆はなかなか難しい。だからこそ、この試みはとても良かったと思う。

ただ、フリマを前面に出しすぎると、イベント全体の色が付きすぎてしまう懸念もある。物販、飲食、子供向け、ゲームなど、いろいろ揃ってきているからこそ、バランスは大事かなと思う

そして、資源循環の考え方も、このエリアでは「当たり前」になってきており、、、地に足がついてきた感覚がある。次回は冬、クリスマス回になるようで、景品の準備も進められているようだが、個人的にはそんな風にやらなくても、、、と思っている。そんな映えさせ方をしなくても、すでにカタチになっているからだ。

今日も、水槽に瓶を入れて、コインを落としてユラユラさせるゲームがあった。そこに入ればノベリティがもらえる、、、そんな簡単な仕掛けでも、子供たちは充分に楽しんでいた。

「今あるもの」で、全然問題ない。むしろ「今あるものこそ」価値がある。この地には、そう思えるモノがある。それで、いきませんか。

とはいえ、協賛はしますので、景品があっても……です(笑)

well being それではまた!!

あなたのビジネスは、前提条件を超えた価値を積み重ねているか?

エコは条件、価値創造が勝負

「エコだから仕方ない」では、もう市場は動かない。
環境配慮は前提条件になっている、、、だからそれだけでは物足りない そこに価値を積み重ねる力がなければ、選ばれることはない。
再生備前シリーズのマグカップが示しているのは、その現実だ。

廃棄される備前焼を再生する、、、このストーリーだけで人は財布を開かない。
なぜなら、日常で使うものは、味わいが損なわれた瞬間に棚の奥へ消えるからだ。
だからこそ、このカップは「エコ+美しさ+機能性+素材感+体験」というプラスプラスの価値を積み重ねている。

愛着が循環を生む

このカップの本質は、使い込むほどに深まる愛着にある。
無釉薬の焼物由来だからこそ、飾らない魅力がある。
個体ごとに異なる素材感、そして時間とともに育つ風合い。
それは、単なる器ではなく、生活に溶け込み、記憶を刻むプロダクトだ。

そして、その愛着は終わりで途切れない。
再生備前の仕組みは、使い終えた後も次の価値へと繋がる循環を描いている。
「リサイクル」という言葉が、ここでは単なる処理ではなく、愛着の延長線上にある未来になっていると感じた

ビジネスへの示唆

この取り組みには、ビジネスの本質がある。
「エコだから」ではなく、「価値があるから選ばれる」。
そのためには、前提条件を超えた価値創造が不可欠だ。

  • 環境配慮は当然
  • デザイン、機能、体験、ストーリーを積み重ねる
  • 愛着が循環を生む仕組みを組み込む

これが、これからのプロダクト、そしてビジネスの条件になる。
再生備前カップは、その道筋を示している。

well being それではまた!!


ゼロウェイストは文化になるか──Re-CUPステーションの通年運用に注目

「Re-CUPステーション」──ゼロウェイストを文化に変える仕組みが、TOYOTA ARENA TOKYOで始動

2025年10月、TOYOTA ARENA TOKYOが開業。ここで始まった「Re-CUPステーション」は、飲料用紙コップの水平リサイクルを通年で実施する、日本初の取り組みである。

こうした活動は、イベント時だけの一過性で終わることが多い。しかし、通年で運用されることで、仕組みが文化となり、日常に定着する可能性が高まる。対象を紙コップに絞った点も評価できる。あれもこれもではなく、何か一つにフォーカスすることで、消費者の行動もシンプルになり、参加しやすくなる。

水平リサイクルの実装──紙コップが紙コップに戻る

「Re-CUPステーション」では、アリーナ内で使用された飲料用紙コップを洗浄・回収し、再び紙コップとして再生する“水平リサイクル”を実施。2025-26シーズンからは、過去3シーズンで回収された約7万7千個の紙コップの再生パルプを25%配合した新しい紙コップが導入される。

この紙コップも使用後に回収され、再び紙コップへと生まれ変わる。循環の仕組みが明確で、来場者にとっても理解しやすい。

飲料容器だけでなく、食品用紙カップにも新技術が導入された。新たに採用された「FF(Film Forming)カップ」は、食後に内側のフィルムをはがすことで、紙部分をリサイクル可能にする。これまで食品残渣の付着によりリサイクルが難しかった容器も、紙資源として再生できるようになった。

ステーション設計の工夫──行動変容を促す仕掛け

アリーナ内には15ヶ所のリサイクルステーションが設置され、そのうち7ヶ所が「Re-CUPステーション」として機能する。Re-CUP WASHERによる洗浄機能、視覚的にわかりやすい投入口、表示を簡単に変更できるアタッチメント方式など、来場者の行動を自然に促す設計が随所に施されている。

アルバルク東京の平岩玄選手が、昨シーズンに続きRe-CUP広報大使に就任。選手自らがサステナブルな取り組みを発信することで、ファンとの共創が生まれ、プロジェクトの信頼性と浸透力が高まる。

来場者が主役──「あらう」「はがす」「わける」

ゼロウェイストの実現には、来場者の協力が不可欠である。飲料用紙コップの回収率50%、食品用紙カップの回収率30%を目標に、「あらう」「はがす」「わける」という3つのアクションを促す。行動をシンプルにすることで、参加のハードルを下げている。

OPEN UP! PROJECT──容器から社会を変える

この取り組みは、東洋製罐グループが推進するオープンイノベーション「OPEN UP! PROJECT」の一環でもある。容器の技術とノウハウを活かし、社会課題の解決と持続可能な暮らしの実現を目指す。容器を起点に、社会の構造そのものを変えていく挑戦だ

well beingそれではまた!!

“マジ”を探す旅人たちへ──ツーリズムEXPOで見えた吾妻真田忍者文化の可能性

ツーリズムEXPOで見えた「ホンモノ」への渇望──吾妻真田忍者文化の可能性

ツーリズムEXPOに参加した。日本国内だけでなく、アジア、欧米など世界中からツアーリストが集まり、各ブースを巡っては商談を重ねていた。旅のプロたちが“マジ”を探している──そんな空気が会場を包んでいた。

今回、私は群馬県東吾妻町の岩櫃城を拠点に、真田忍者文化を広げる企業の活動に参戦した。岩櫃城は真田家の山城であり、今もなお修験の里として400年以上にわたり忍者文化が受け継がれている。リアル忍者が帯同するアカデミー、子供たちが遊べるテーマパーク、日本一の展示を誇る手裏剣など、ここには「ホンモノ」と「確からしさ」が共存している。

商談を重ねる中で気づいたのは、旅慣れたインバウンド層や国内旅行者が、東京・大阪・京都というゴールデンルートの定番に飽き始めているということ、、、

「もっと真新しいモノはないのか?」

「もっとホンモノはないのか?」「もっと確からしさはないのか?」──そんな声が聞こえてくる。ココロを動かすコンテンツへの渇望が、確かに存在しているのだ

吾妻真田忍者文化は、まさにその渇望に応える存在だ。小説家が創作した史観ではない、実際に現地に根付いた文化、、、数日間帯同しただけでも、その魅力への期待は十分に伝わってきた。

しかし、そんな魅力に気づけるのは外部の人間だからなのか、、、地元行政は何をしているのか?あれもこれもコンテンツがあるわけではないでしょうが、、、「住み続けられるまちづくり」を本気で考えているのか?──そう問いかけたくなる。

とはいえ、言ってもせんなきこと。自分たちだけでも歩める。

進める仲間と進みます

well being それではまた‼︎

リサイクルは“楽しい”から始めよう──バンダイのサステナブルな挑戦

ガシャポンでリサイクルがもっと身近に!遊び心で環境アクションを後押しするバンダイの挑戦、、、
リサイクルという言葉に、どこか“難しそう”という印象を持っている人は少なくない。情報開示が少なく、何をどうすればいいのか分かりづらい。

そんな“やりにくさ”を感じている方々に向けて、株式会社バンダイ ベンダー事業部がユニークなアプローチを仕掛けている。

それが「ガシャポン サステナブルアクション~カプセル リサイクル強化月間~」だ。

メーカーならではの仕掛けと遊び心
ガシャポンの空カプセルを回収機に入れると、「くちぱっちのオリジナルステッカー」がもらえるというこのキャンペーン、、、単なる回収ではなく、ちょっとした“ごほうび”があることで、リサイクルへの参加がぐっと楽しくなる。

これは、メーカーだからこそできる仕掛けだ。商品とユーザーの接点を活かし、遊び心を加えることで、環境へのアクションを自然に促している。リサイクルが“義務”ではなく“楽しみ”になる瞬間だ。

『カプキャラ』10周年もサステナブルに
さらに、カプセルレス仕様でプラスチック廃材の削減に貢献している『カプキャラ』シリーズが10周年を迎え、記念キャンペーンも展開中。SNSを通じて参加できる企画もあり、ファンとのつながりを深めながら、サステナブルな価値を広げている。

リサイクルは、まだまだ“わかりにくい”“やりにくい”という声が多い分野だ。

だからこそ、こうした楽しく参加できる仕組みが、第一歩を踏み出すきっかけになる。バンダイの取り組みは、環境問題に対する新しいアプローチとして、今後さらに注目されていくだろう。

well being それではまた‼︎