猛暑が日常になった日──地球と私たちの暮らしのこれから

地球はひとつしかない──この暑さの先にあるもの

この猛烈な暑さは単なる天気の話を超えている
地球温暖化という、もっと大きな問題の一端でもあり、今を過ごせないほどの状況にもなっている 1990年代と比較しても猛暑日は5日程度しかなかったのが今や40日を超える事態、、、猛暑日が日常になり、命の危険すら感じるようになった今、私たちはこの事実と向き合う必要が出てきている
地球はひとつしかない、、、そんな地球がもはや臨界点を迎えているのかもしれないこの星を、どう守っていくかを考えてみたい

私たち個人が今からできることは何か?

私たちの生活とは、地球にある資源を使ってモノを作り、使い終わったら捨てる、、、これをやっているということになると思う。ただそれをやり続ければ地球がどんどん変わっていってしまうのだ

  • 本当にこれは「買ってまで必要」なのか?
  • もっと長く、大切に使えないか?
  • 繰り返し使えるように、工夫や想いを込められないか?

消費事態をしないことを考え、そしてそのサイクルスピードを落とすこと。
それは、地球の負担を減らすことにつながるはずだ

この暑さの中で考える、未来への責任

昨日はゴルフを楽しみにいったのだが、、、もう大変で、、、暑さが日常のこんな行動すら制限するようになってきた。
これは、未来の生活の質にも直結する問題だ。

気候変動は、遠い国の話でも、専門家だけの話でもない。
今ここで、私たち一人ひとりが「どうしていくか」を見直すことが、地球を守る第一歩になると思う

well being それではまた!!


“無料で捨てられる”が招いた代償——リチウム火災の真実

リチウムイオン電池が焼き尽くすもの——分別の限界と仕組みの不在

リチウムイオン電池による発火事故が止まらない。5年間で1,860件。これは単なる統計ではない。現場で火を見た者,,,焼け落ちた施設を前に立ち尽くす者,,,復旧の見通しも立たぬまま日々を過ごす者たち,,,積み重なった現実の数なのだ

事故の原因は単純ではない。安易に捨てる者もいれば、気づかずに混入させてしまう者もいる。おもちゃや家電に埋め込まれた電池は、外から見えない。意図せず混入する。だが、結果は同じだ。火が出る、、、施設が止まる、、、生活が動かなくなる。

茨城の常総環境センターでは、2024年12月の事故以来、操業が止まったまま。復旧には40億円以上が必要とされている、、、これは一つの施設の話ではない。日本の廃棄物処理の仕組みそのものが、リチウムイオン電池という小さな火種に焼かれている

何故無くならないのか、、、

「リテラシーの問題だ」と言って済ませるのは簡単だ。だが、それでは何も変わらない。どう影響を与えるか。どう仕組みを作るか。リサイクラーが発信し、動き、制度を築くしかない。

まずは分別のガイドラインは複雑で分かりにくい 守るべきことが多すぎて、何が本当に危険なのかが埋もれてしまっている。「これだけは絶対にダメ」「これだけは必ず守って」——その二つだけを強調すべきだ。中途半端な基準を並べることで、かえって意識が散る。

メーカーにも責任がある。製品を作る以上、捨てられる未来を想定すべきだ。取扱説明書には、廃棄時のガイドラインを明記する義務が必要だ。使う人間が「どう捨てるか」を知らせなければ、事故は防げない。

そして”捨てる”を「無料」にしてしまっていることも問題だ。費用が発生すれば、人は一旦立ち止まり考えるはずだ。無料だと意識は働かないのだ。分別の精度を上げるには”仕組みの構築”が不可欠だ。

日本の民度を信じるならば、正しい仕組みさえあれば分別はできる。問題は、仕組みがまだ足りていないということ、、、家事をを止めるには仕組みを整えることから始めよう

well being それではまた!!


戦争が遠い話じゃなくなるトキ~イラン情勢が家計に与える影響~

アメリカによるイランへの軍事行動開始される、、、

2025年6月、アメリカはイランの核施設に対する軍事行動に踏み切った イスラエルがイランの核施設への攻撃を強化する中、アメリカは同盟国として支援を表明。トランプ大統領は「イスラエルが攻撃されれば、我々も行動する」と明言し、共同作戦の一環として米軍が関与た訳だが,,,核施設の破壊に成功すれば、イランの核開発は数年間後退しイスラエルの安全保障が強化され、中東の安定化につながるかもしれない だがこの決定は、国際社会に大きな衝撃を与えるとともに、私たちの生活にもさまざまな影響を及ぼす可能性がある。

  • 株式市場:世界の主要株価指数が急落。日本市場でもエネルギー関連株が下落。
  • 原油価格:中東情勢の緊迫化により、WTI原油先物価格が急騰。
  • 為替市場:米ドルが買われ、円安が進行。輸入品の価格上昇が懸念
  • 物価上昇:ガソリン代・電気代・食品価格などが上昇し、家計に負担。
  • 金利上昇の可能性:インフレ懸念により、住宅ローンなどの金利が上昇する可能性。
  • 投資の不安定化:株価の急落により、資産運用に慎重な判断が求められる

ざっとあげてもこれだけのリスクが思いつく 春先からの食品類の値上げに苛まされトランプショックも一定落ち着いてきたところにこれだ、、、夏に向かってエアコン使用による電力量の増大も出てくる訳で、、、なかなかポジティブな話が浮かんでこないところだ

降りかかってくる状況は誰しもに平等に降りかかってくる訳で、、、そこは防ぎようがない 受け容れざるを得ないモノはただ淡々と、、、ここで停滞している今にカツをいれられるつもりが出来ると思えばチャンスともなる 

どう過ごしても今日は過ぎて明日はやってくる

それならしっかり立ち向かっていきたいと思う

well being それではまた!!


不要なモノを、必要なコトへ──リサイクルの再定義

「処理」から「創造」へ──吹田市の水平リサイクルが示す、リサイクル業界の未来

かつて、自治体がリサイクル事業者を選定する際に重視していたのは「安定的な処理能力」,,,
だが今、社会の価値観は大きく変化している。地球温暖化が進行する中、リサイクルのあり方も「処理」から「還流」へ、そして「創造」へと進化を求められている。

水平リサイクルという新しい基準

2025年、吹田市が打ち出した「ボトルtoボトル」プロジェクトは、ペットボトルを再びペットボトルとして生まれ変わらせる水平リサイクルの実現を、事業者選定の要件に加えた。

https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1017983/1018018/1038310/1039524.html
これは単なる要件変化ではない。不要なモノを、必要なモノへ。そして必要なコトへと変えていく、価値創造型の産業構造への転換を自治体が明確に打ち出したという点で、非常に意義深い。

リサイクル業界は「ゴミ屋」から脱却できるか 目の前からなくなれば良いではない

吹田市のような自治体の取り組みは、業界全体にとっての「問い」として機能する。
リサイクルは「環境対策」だけでなく、「地域価値の創造」「社会課題の解決」「循環経済の推進」といった、より広い文脈で捉え直す必要がある。

価値創造企業としてのリサイクラーへ

これからのリサイクル事業者は、単なる処理業者ではなく、価値創造企業であるべきだ。
不要になったモノを、必要なモノに変えるだけでなく、地域や社会にとって必要な「コト」へとつなげていく。
そんな産業への変革が、今まさに求められている。

吹田市の事例は、その未来へのヒントを示している。
業界全体で「ゴミ屋」からの脱却を果たし、持続可能な社会の構築に貢献していく──その第一歩を、今、踏み出すべきだ

well being それではまた!!

循環へ~出かけるときは一緒に”が習慣になる日常へ

「ブック リサイクル プロジェクト」から見える、スポーツの新しい可能性

ジャパンラグビー リーグワン所属の横浜キヤノンイーグルスと共同で開催した「ブック リサイクル プロジェクト」は、単なるスポーツ観戦イベントにとどまらず、地域とファンをつなぐ新しい形のコミュニティづくりの場として注目されている

https://www.canon-eagles.jp/news/event/20241217.html: 循環へ~出かけるときは一緒に”が習慣になる日常へ

このイベントの素晴らしい点は、「出かけるときは一緒に」というコンセプトが、単発の催しではなく、年間を通じた習慣として根付き始めていることだ。家族や仲間と一緒にスタジアムへ足を運ぶという行動が、特別なものではなく、日常の一部になっていく。これはまさに、スポーツイベントが生活動線の中に還流循環の仕組みとして息づいていく理想的な形であると思う

運用しやすい企画とは?

このような集客力のあるイベントでは、以下のような企画が運用しやすく、継続的な参加を促すと考えている

  • ファミリー向けの体験型ブース(ミニゲーム、ワークショップなど)
  • 地域企業とのコラボ出店(地元の飲食店や雑貨店)
  • スタンプラリーや年間パスポート制度(来場回数に応じた特典)
  • SNS連動キャンペーン(「#ビーコルと一緒」などのタグで投稿)

これらは、イベントを「一度きりの楽しみ」ではなく、「また行きたい」「次も誰かと行こう」と思わせる仕掛けになるのだ

習慣化と行動変容の可能性

この取り組みがチーム単体ではなく、リーグ全体やスタジアム全体のイベントとして水平展開されていけば、より広い範囲で「スポーツ観戦=日常還流循環」という文化が根付きます。これは、根本的な行動変容を促す力を持っており、地域社会にとっても大きな価値となっていくと思う

スポーツイベントが「特別な日」から「いつもの日」へと変わるとき、そこには人と人とのつながり、地域との絆、そして持続可能なコミュニティの姿が見えていければと思う

well being それではまた!!