あぁ、いいなぁと思った夜
妻が「ボーナス出た!」と笑顔で報告してきた。
その瞬間、心の奥で小さく「あぁ、いいなぁ」と呟いてしまった。
夏と歳末、入用の時期にプラスオンがあるなんて、なんてありがたい仕組みだろう。
誰が考えた制度なのか知らないけれど、生活に余裕をもたらすその仕掛けは、勤め人にとって本当に救いだ。
でも、事業主の自分には当然そんな制度はない。
今月も、あと数千円で届く月間目標にギリギリ手を伸ばしている。
羨んでも仕方がない。
だから今、明日の研修資料の最終校正をしている。
勤めていた頃にはなかった視点
会社員だった頃、最高のパフォーマンスを出すために「どうすればいいか」なんて考えたことがなかった。
いや、思いも及ばなかった。誰かがやってくれるという甘えがあったのだろうか
でも今は違う。
やれば、そのまんま全部自分に戻る。
とはいえ、努力した分がすべて成果として表に出るわけでもない。
それでも、意味ある時間を過ごせているなら、何らか世の中にアウトプットしているんだろう。
路傍の石のように
その積み重ねは、目立たないかもしれない。
路傍の石のように、誰にも気づかれずそこにあるだけかもしれない。
でも、確かに積みあがっている。
そう信じられるから、今日も手を動かす。
羨ましさを感じる瞬間はある。
でも、今の自分の選んだ道には、自分なりの価値がある。
その実感があるから、今日も前に進める。